«地域に生きるということ»

昨日からまた冬に逆戻りかという寒さです。そのおかげで今日は旅行中の方にオーガニックコットンのハイネックトップスをお買い上げいただきました。このところの陽気で薄物しか持ってこなかったとのこと。なにが幸いすrかわかりませんね。昨日のお休みは例によって地域活動の諸々で忙殺されました。あすならに出店以来、生活は一変し、こどもが生まれて以来はじめてのフルタイム以上の勤務体制（土日も出勤なので）を経験しました。出店中はなによりshopを優先させていただき、いろいろな行事や会合は頼める方にできるだけお願いしてきました。それでも休日や夜間の時間を削って参加しなければいけないものもたくさんあります。どうでもいいようなばかばかしいものもありますが、やはり地域で生きる以上は無理をしても参加していかなければならないかなと思っています。お仕事を持つ事、続ける事、すごく大事な事だと思います。ましてフルタイム勤務だと仕事以外に煩わされたくない気持ちもわかりますし、物理的に参加できないことも理解できます。でも専業主婦でもパートでもPTAや地域活動を喜んでやっているわけではなく（なかはいるかも？）優先順位をつけながらやりくりしてやっているのが実情です。仕事だから無理です！そうやって全てを切ってしまわれる方もやはり地域で生きる一員なのにといつも割り切れなさを感じます。地域の役をやりたくないから自治会に入らない、子ども会に入らない、学校の役も仕事があるから引き受けられない、そんな方が増えています。地域で生きることってようはバランス感覚と気配りの問題？うまくつきあっていかないと・・・。実は町育ちでそういうことがほんとは苦手なんですけどね～。

«久しぶりの雨です・・・»

昨日の暖かさにはまたびっくりでしたが、今日は変わって雨の一日でした。夕方から少し寒の戻りなのか寒くなってきて、あすはさらに寒差がぶり返すそうですよ。まさに三寒四温。体調管理に気を付けなければ・・・。花粉は相変わらずくしゃみと鼻水、のどのハレ、目のかゆみといった不快感を運んできてくれます。うっとおしいことこの上ないですよね。庭のさくらんぼの木に花が咲き始めました。去年毛虫の大量発生でやむなく枝を大分切ったので、ことしは多分さくらんぼの実もならないだろうとおもっていますが、それでもちらほら咲く花に季節のめぐりを感じます。そろそろ球根もつぼみがつきます。寄せ植えの苗も植え替えたいんですけど、明日の休みも時間がとれそうもありません・・・。さあ、1週間分の溜まりに溜まった私用を明日は一気に片付けなくちゃ！

«今日のお客様»

今日いらしたお客様のひとりは、お母様が名古屋でフェアトレードｓｈｏｐをされている方でフェアトレードについてよくご存知で、二人で商品への想いやフェアトレード団体の話で盛り上がりました。別のお客様はオーガニックのコーヒーと紅茶を探しに来られて、フェアトレードの扱っている商品に関心を示してくださって、他にもお買い上げいただきました。少しずつですが、理解が深まってこれからニーズが高まる予感がしています。地道に少しずつ続けていくことですよね。手仕事の商品のよさを気に入ってくださる。それだけでもＯＫ。そこから世界に目を向けてくださる。尚ＯＫ。入り口はどこでもいいんです。街にフェアトレードの商品が選択肢のひとつとして当たり前にある、そんな時代になるように「きらら」も微力ながら頑張りたいとおもっています。もうひとつ、うちに来てくださるお客様は他のｓｈｏｐからはみなお友達にみえるらしいです。はじめてのお客様も多いんですけどね。そんななんだか前から知っていたみたいなｓｈｏｐと感じてくださればうれしいですね。

«年度末です»

3月は年度末ということで、プライベートで抱えているＰＴＡや子ども会の資料作りがいっぺんに重なって、悲鳴を上げています。花粉でしょぼついた目をこらして鼻をかみつつ、ＰＣ画面に向かい毎日格闘していますが、とにかく帰宅後の作業は眠い！細かい数字の打ち込みなどなにを打っているやら。今日のあすならはなぜか人通りが異常に少なくてさっぱりでした。この時間を夜にキープできたら・・・と真剣に考えてしまいます。店内はすっかり春物に様変わり。入学式のスーツにも合いそうなシルクチユールのスカーフやオーガニックコットンの手編みアンサンブル。夏の冷房対策にも活躍するオーガニックコットンの３ウェイショールなど素敵な商品が並んでいますよ。人気のヤギ革バックシリーズはほとんど1点ものばかり。お気に入りがありましたらお早めに～。軽くて扱いやすいのが特徴で、使っているうちにいい感じにツヤが出てなじんできます。

«仕入れの旅 その5»

今日は「カレーの壷」と「マンゴーチャツネ」の生産者マリオさんのこと。マリオさんは以前日本で仕事をしていた事があり、日本のカレール－からヒントを得て、スパイスをそのつど調合して作るスリランカカレーを、どの家庭でも手軽に作れるようにと「カレーの壷」をつくったのだそうです。マリオさんはまた日本の福利厚生制度に感心して、現在のご自分の工場の従業員のために無料の社員寮をつくったりもされています。これはスリランカでは例のないことだそうです。また、2004年に発生したスマトラ沖地震の際、地震の翌日から救援活動を行い、被災地に毎日ヘリコプターで（1ヶ月間、その後断続的に半年間）生鮮品を運びました。また、汚染された井戸の洗浄にポンプを貸し出し、150以上の井戸の復旧の力を貸しました。被災により家や仕事を失った人々の支援のための資金援助もされたそうです。彼はまだまだ貧しいスリランカの中では事業主として成功された方だと思います。感心するのは、その成功により得た富を社会のために還元している点です。多くのＩＴ成功者が何億という利益を動かしている日本の中で、どれだけの人が得た利益を活きたお金として使ってくれているのでしょうか？それを考えるといつも寂しくなります。